« tracのrepository_dir相対パスって… | トップページ | puppy linuxにtracインストール(その1) »

2008年9月13日 (土)

XP上のVirtualboxでPuppyLinuxの開発環境を整える(その2)

○ネットワークでホスト-ゲスト双方向アクセスについて

<XP側>
Virtualboxの対応ゲストOSの設定(PuppyLinuxを入れた設定)の「ネットワーク」で
ホストインタフェースを追加(ホストインタフェース1が追加される)し、
割り当てをホストインタフェースに切り替える。

ここで、ネットワーク接続の「VirtualBox ホスト インターフェース 1」の
プロパティ-全般-構成-詳細設定-Media Statusを「always Connected」にする。

そして「マイネットワーク」を右クリック、プロパティを選び、
「ネットワーク接続」を表示させる。
「VirtualBox ホストインタフェース1」が追加されているはずなので、
これと、「ローカルエリア接続」を「Ctrl」を押しながら左クリックして選択、
右クリックでブリッジを選択する。
これでブリッジ接続となる。

ここでコマンドプロンプトから
ipconfig
と打ち、ipアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイをチェック。
(下のファイアウォール設定で使用)
仮にここでは
ipアドレス 192.168.0.5
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.0.1
として進める。
このネットワークはサブネットマスクにより24bit分マスクされているので
192.168.0.0/24
とあらわせる。

<Puppy側>
(これをやる前にネットワーク接続の設定を
ネットワークインタフェースでしておくこと。)
ここでゲストOSのPuppyLinuxを(再)起動、
マイネットワークのアイコンをクリックすると、
windowsでいうところのワークグループが表示され、
さらにそれをクリックすると中にXPのPC名が表示される。
(XPで共有フォルダを作っていればここからアクセスできる)。

さらに、
ファイアウォールの設定(メニューのネットワークのファイアウォール)
を行う。
custom->OK
ssh,dns,http,httpsにチェックして->OK
全部any->OK
Intrnet connection sharing -> NO
Trust network -> ローカルネットワークに合わせる(192.168.0.0/24) ->OK
system configration check->OK
firewall installation ->yes
のように設定する。

=================================
これでどちらからもpingで直にipアドレスを打ったら、
レスポンスがある状態となり、双方向アクセスできる状態になっているはずです。

ipアドレスは固定に設定しておくほうが便利です。

またpuppyでのipアドレス確認は
/sbin/ifconfig -a
でできます。

=================================

VMでやりたいことって、
作業を進めていて、ある時点で状態保存、
その後やり直したいと思ったら保存したところから、
というのができる点じゃないでしょうか。

状態保存したいところでのvdiファイルのコピーを
「VBoxManage clonevdi」コマンドを使ってつくっておくと
便利です。
(普通にコピーするとVMのIDが同じものになるのでVirtualboxに
元vdiとコピーvdiを2つとも登録することができません。)
楽にその時点からやり直しできることになりますので。

コマンドプロンプトでVirtualBoxのインストールフォルダ
(C:\Program Files\…\VirtualBoxのような)
に移動し、

vboxmanage clonevdi filename1.vdi filename2.vdi

とするだけです。
(VDIフォルダにあるfilename1.vdiがコピーされるファイル。
filename2.vdiも同じフォルダに作成されます。)

|

« tracのrepository_dir相対パスって… | トップページ | puppy linuxにtracインストール(その1) »

VirtualBox」カテゴリの記事

Puppy Linux」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: XP上のVirtualboxでPuppyLinuxの開発環境を整える(その2):

« tracのrepository_dir相対パスって… | トップページ | puppy linuxにtracインストール(その1) »